BOOK&

小説、エッセイ、たまに哲学。マイペースに読み進めてます。

「マッキンゼーが予測する未来」

2年以上前に出版されたものだけど、数十年先の未来への知見なので面白く読めた。

個人的に面白かったのが消費者余剰と新興国戦略なのでそれに触れたいと思います。

 

消費者余剰の一部を、消費者に負担させる

 

本書の文脈ではインターネットで提供されるサービスにより創造された総価値(消費者が支払ってもいいと考える金額)-実際に支払われた価値のギャップを指していた。

 

つまりネット上サービスに対してどうやってお金を払ってもらえるか?という話。

 

広告収入や基本サービスは無料で有料だとお金がかかるっていうのは理解しやすかった。BtoBで保有するビッグデータから収入を得るっていうのがあって、これ今後増えそうだなと思った。

 

インスタをお休み中で、距離を置いて眺めてみるとみんなが進んで個人情報をプラットフォームに出してる仕組みすごいと思った。今までユーザーとして特に考えてなかったけど、位置情報とか食べ物、顔写真の画像とかすごいデータ量なんだろうなと。

 

こうやってSNS上で進んで提供されるものやSuicaデータなど集まるところには膨大に集まるんだろうね。

 

マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

 

 

 

 

あとは、新興国のマーケット開拓において、

地域や国ではなく、都市や都市集積に焦点を当てるというもの。

「粒状の集合構造」というフレーズがインパクトあった。

 

例えば、中国南部の杭州・温州といった都市の高級車を買う人は長年国際ブランドに接しているため、社会的地位を反映する車種を求める傾向にあり、そういったイメージをまとう広告を出せば反応しやすい。

 

一方、内陸部では知人からの口コミに大きく依存しているので、広告よりショールームでの実車体験を重視する。