BOOK&

小説、エッセイ、たまに哲学。マイペースに読み進めてます。

伊賀泰代「生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの」

読書会でおすすめされた本。

 

ちきりん=伊賀泰代さん説を確かめるためにもこの機会に読んでみようと思った。

結果、内容面からそうかもって思った。文体はお二人(?)とも癖がなく読みやすいので同じかは自信なしです。

 

生産性=得られた成果÷投入した資源

 

として、そのアップのために分子の付加価値額の増加も挙げてる

のが印象的だった。つい効率化によるコスト削減って思うけど、

付加価値額を増やすことも同じくらい大事だなぁと。

 

製造部門以外の全ての部門が「生産性」の重要さを理解しなければならないという。

 

①改善=インプルーブメントにより、投入資源を小さくする

②革新=イノベーションにより、投入資源を小さくする

③改善=インプルーブメントにより、成果を大きくする

④革新=イノベーションにより、成果を大きくする

 

わたしは肩書もない一般社員なので、生産性と資料の作り方は自分の仕事について考えるきっかけになった。

一方、後半は組織論として、仕事ができない中高年層に研修機会を与えるなど管理側の話がメインだったのでさらっと読んだのみ。

 

マッキンゼーの研修でRPG研修があって、参加者はマネージャーとして仮想チームを率いて意思決定していくっていう話は印象的だった。

 

正解がないっていうのがリアルだ。

 

参加者がこのRPG研修から学ぶべき最も大切なことは、「マネージャーの仕事とは、トレードオフが存在する状況において判断を下すこと」だと理解することです。

ゲーム中に現れる選択肢は、どれかひとつが正解で、残りが不正解と分かれているわけではありません。「どちらも正解であり、どちらも完璧ではない」という選択肢が複数示され、その中からどれを選ぶかという意思決定の練習なのです。

 

 

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの