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小説、エッセイ、たまに哲学。マイペースに読み進めてます。

「美味しい革命」

 

 

美味しい革命―アリス・ウォータースと〈シェ・パニース〉の人びと

美味しい革命―アリス・ウォータースと〈シェ・パニース〉の人びと

 

<シェ・パニース>で働くには"空気が読めなければならない。"空気"とはすべてだー倫理観、勘、対人マナー、アリスがうまく言い表せないでいても、どういうことか直感的に理解する能力。 

 

単なるシェフやウェイターではダメで、知性・教養・料理のセンスがある人でないと働けないということ。

 

アリスの伝記という形式ではありながら、スローフードの歴史も知ることができる。

 

読むまではアリス・ウォータースとシェ・パニースの名前を知っているだけだった。シェ・パニースって何??というレベル。松浦弥太郎さんのエッセイで1度出てきてずっと気になっていた。

 

1960年代、カリフォルニア州バークレーズでフランスの豊かな食文化に目覚めたアリスは「シェ・パニース」という名のレストランをオープンした。アメリカ流フレンチへとシェフや経営陣を変えながら独自の進化を遂げたお店。

かなりのトラブルや人の交代劇が起きるので、まさに波乱万丈。

 

アリスの思いは、食べることは考え方や生き方を表しているというもの。ファストフー

ドの陰でどれだけ農地が汚染され、団らんが減っているのか?

スローフードは新鮮で美味しい食事を提供してくれるだけではなく、大地を守り、人との絆も強くしてくれるという。

 

旬のものを簡単でもいいから料理して、家族と食べようと思った。菜の花、春キャベツ、新玉ねぎとかね。