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小説、エッセイ、たまに哲学。マイペースに読み進めてます。

ジャレッド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」

面白かった。

1万3000年って壮大で、ふだんと違う時間軸で物事を見る楽しさがあった。

 一言でいうと「人類史の差は、人種的な差じゃなくて住んでた大陸による差で生まれた」っていうこと。

横に長いユーラシア大陸と縦に長いアメリカ大陸やアフリカ大陸がいかに違ったかの証拠を積み重ねて、この結論を何度も繰り返していた。

 

タテヨコの差が、栽培可能な植物種があったか、家畜を飼うようになったかを決めたという。

 人間は定住生活に入るとリーダーや専門家のいる集団になり、賢く強くなっていく。文字や鉄を生み、制服しようと海を渡りだす。それがユーラシア大陸の人々だった(ヨーロッパ人)

 上下巻だからもちろんセットで読むべしですが、上巻だけでも全然大枠はつかめると思います。下巻は、大陸内部で生じた差や文字についてなどより細部にフォーカスしていたので。

 

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)