BOOK&

小説、エッセイ、たまに哲学。マイペースに読み進めてます。

森昌磨「ピロウボーイとうずくまる女」

黒猫シリーズがとてもよかったので、他の作品に手を出すこわさと上書きしたくない気持ちが半々だった。

 

 この気だるそうな表紙と右下のブロンズ像が気になって黒猫以外の1冊目に踏み出した。

ピロウボーイとうずくまる女のいる風景

ピロウボーイとうずくまる女のいる風景

 

 

 

政治家を志すピロウボーイが命じられるままに関係を持つ女性たちともれなくついてくるトラブルのお話。

謎解きがメインではなかった。かといって政治の要素が前面に出てくるかというとそうでもなかった。知的な面白さがあった、というシンプルな感想でした。

 

謎の同級生、知紅が大きな役割を担ってる雰囲気は醸されつづけるのですがラブなムードは薄め。

 

政治と言語行為の関連、ピロウボーイの役割がつなぎ合わされる説明があるのだけど、言われてみればそうかも、というくらいの納得で終わった(わたしは)

 

と言いつつ、政治と言語行為の関連にちょっと興味が出たのでフーコーの講義集を借りてきたよ。一番読みやすそうなフーコー本。

 

森先生、黒猫シリーズのときめきと謎解きをくださいーーーー。