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小説、エッセイ、たまに哲学。マイペースに読み進めてます。

森昌麿「黒猫の遊歩あるいは美学講義」

黒猫の遊歩あるいは美学講義 (ハヤカワ文庫JA)

黒猫の遊歩あるいは美学講義 (ハヤカワ文庫JA)


もりあきまろさん、と読むみたいですね。

ついしょうまさんと読んでしまう。

はさておき、面白かった!

秋の夜長にオススメです。

イラスト系の表紙はラノベぽくて進んで読む気しなかったんですが、読書会で紹介されて急に気になってきたのでした。


interesting>funという感じで知的好奇心をくすぐる推理なんだなぁ。さすがハヤカワ。

24歳で教授という異例の出世をした通称「黒猫」先生とその付き人の大学院生「私」(女の子)

恋は淡いけど、巻が進むとすこーしではあるけど進展あり。

メインは美学の理論を追求する黒猫と、ポーの小説を身近で起こる事件に重ねて読み解く「私」の試行錯誤。全然違うふたつの領域がクロスするところに面白さがある。

思いもよらない美学が解決キーになるので結末が全然予想できない(笑)

これは短編集だったけど、長編が多いのかな?