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小説、エッセイ、たまに哲学。マイペースに読み進めてます。

落合陽一「デジタルネイチャー」

デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

知的好奇心をくすぐる書でした。最前線に携わってる方って基本AIに対してめちゃポジティブ。仕事奪われる側じゃないっていうのもあるんだろうな。

ツイッターにはご子息のかわいい写真がアップされてたり、アンチへのひねりのあるコメントとか、人間らしさが感じられて、本から受けた印象とのギャップが意外だった。

落合さんが描く未来の働き方は、AI+BI型とAI+VC型に二極化するもの。BIはベーシックインカム、VCはベンチャーキャピタルの略。

前者のタイプは、機械の指示に従ってタスクに従事し、働く人の間で賃金差が出ない。生活に必要なお金はもらえる。後者はフレームの外でイノベーションを起こす。

あと、AIの本質のひとつに、教育などで人を同じ型に押し込めなくても、違うまま全体管理や個別最適が図れるようになると指摘。これすごくよいと思った。