tunamayoの日記

小説、エッセイ、経済書を中心に日々こつこつ。積読との戦い。

角野栄子「魔女の宅急便」

おひさしぶりです。

過ごしやすい季節になって、読書モード全開です。

寒くなる前にたくさん読みたいところです。

 

今日は、あのジブリ映画原作「魔女の宅急便」について書きます。

心があたたかくなる物語で、秋にぴったり。

全6巻あることにまずびっくり。伝記みたいです。

 

キキが13歳から20歳、それからまた時間が流れてお母さんになるまで。

親と離れて知らない街で学校にも行かず、住む場所を見つけ、ひとり立ちして、恋をしてってすごい。

宅急便の仕事ではお金もらわないって初めて知った。"おすそ分け"という形で代価を何かもらう。魔女はひとつの街にひとりという決まりで、その役割は目に見えない力をみんなが忘れないようにするため、ということみたいです。

 

角川文庫の表紙はどう見ても中高生向けで手に取りづらかったけど、最後まで読み切ってよかった。正直、1巻の魔女デビュー(ジブリ映画の部分)から5巻まではエピソードの積み重ねで大きな変化はないけど、6巻でキキの双子の子どもたちが「魔法」というものに体ごと向き合うのに泣けた。お母さんのコキリさん、お父さんのオキノさんも年を重ねていて、しみじみ。

 

 

新装版 魔女の宅急便 全6冊合本版 (角川文庫)