読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

tunamayoの日記

小説、エッセイ、経済書を中心に日々こつこつ。積読との戦い。

遠藤周作「沈黙」

”最後の2行のためにこの小説はある”

と、知り合いの方から激しくすすめられ手に取った。

映画化のタイミングで品薄につき、書店をはしごして見つけた。

 

「強い者より弱い者が苦しまなかったと誰が断言できよう」というロドリゴ司祭(比較的強いサイド)と弱き者代表選手のようなキチジロー。

キチジローがユダポジションにもかかわらず、妙に憎めない存在だった。

 

ロドリゴに対して決定的なひとことを放つフェレイラ司教。

日本人は人間を超える力を持った存在(神)を考える力がない、と。

 

神を信じて殉教したものへの疑問符、信じて生き残ったものにも与えられる踏み絵後の人生。神って何なの?落としどころを見つけられず、現在探し中です。

 

ハリウッドの映画では、監督が外国の方なのでキリスト教における神について本とは違うアプローチができる気がする。しかし、拷問シーンが怖くていまだ観にいけておりません。。

 

沈黙 (新潮文庫)
沈黙 (新潮文庫)
posted with amazlet at 17.03.04
遠藤 周作
新潮社
売り上げランキング: 130