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tunamayoの日記

小説、エッセイ、経済書を中心に日々こつこつ。積読との戦い。

夏目漱石「それから」

小説

文庫カバー裏の引用↓

 

長井代助は三十にもなって定職も持たず、父からの援助で毎日をぶらぶらと暮している。実生活に根を持たない思索家の代助は、かつて愛しながらも義侠心から友人平岡に譲った平岡の妻三千代との再開により、妙な運命に巻き込まれていく・・・・・。

 

代助、なぜ三千代を譲ってしまったのだということに尽きる。

ラストは代助の切羽詰まった奔走と親バレによる勘当などが走馬燈のように

一気に移り変わってゆき、文字を追っている方も胸苦しい。

 

好きな人と結婚するには、生活のために

世間との折り合いをつけて働かないといけないし、

気持ちに素直になることも大事だというその2点がなぜできない。

 

結局、高等遊民でいたい、世間を傍観していたいというところから

追放され、あらゆることの当事者になってしまう。

 

 

 

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