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tunamayoの日記

小説、エッセイ、経済書を中心に日々こつこつ。積読との戦い。

レイ・カーツワイル「シンギュラリティは近い」

ノンフィクション

シンギュラリティは日本語だと「技術的特異点」っていうらしい。

AIをさらに飛び越えた地点。

 

テクノロジーが急速に変化し、その影響で人間の生活が後戻りできないほどに変わってしまう未来。2045年ごろ。これまで100年かかっていた進歩が25年に短縮されると。

 

シンギュラリティの6番目の段階「宇宙が覚醒する」に宗教めいたものを感じたけど、

そこで閉じるのはもったいない中身。

 

人間の脳をスキャン→アップロード→コンピューター上に分身ができる。

・機械が人間の持つ設計技術能力を獲得し、機械自身の設計(ソースコード)にアクセスし自身のプログラム修正を行い操作する。

・ナノボットという分子レベルで設計された大きさ1ミクロン単位のロボット(人工の赤血球など)を人体の中に送り込み、加齢を逆行させたり、神経系の内部からヴァーチャルリアリティーを作りだし、人間の体験を広げる。

・人体2.0の概念、戦場での戦い方の変化

 

しかし、第6章の「わたしは技術的特異点論者だ」は、何度読んでもちょっと怖くなる。科学者の目線なのかな。

諸行無常とか限りある生を慈しむというスタンスの正反対。

そういう人たちの自由を奪ってしまうことがないようにと思う。たとえば死にたいのに勝手に分身をPC上にアップロードしてしまったり。。

わたし含め、永遠の命が欲しい人ばかりではないと思う。

 

・死は悲惨だ。ひとりの人間を深遠なるパターンと見なすことは、侮辱にはあたらないと思うが、死によってそうしたパターンは失われる。

・生命の目的は、より偉大な知識を創造して評価し、よりすばらしい「秩序」に近づくことである。

・宇宙も上に同じ。人間の知能とテクノロジーがこの宇宙という拡大する知能の最先端を形成するのだ。