tunamayoの日記

小説、エッセイ、経済書を中心に日々こつこつ。積読との戦い。

三浦しをん「神去なあなあ夜話」

平野勇気、20歳。三重県の山奥、林業の村で就職。
 
林業と恋の二大トピックをめぐるドタバタ記。読みやすく勢いのある文章で、ときどき笑ってるうちにあっという間に読み終わってしまう。村の人たちとの神去トークや小学校の先生をしてる直紀への悶々とした片想いモノローグだったりで、ほんわかした雰囲気。
 
森の香りやそよぐ音が聞こえてきそうな涼しい小説。
 
わたしは地元の北部で植林イベントに参加したときの山を思い出した。青い空とすっと頭上に伸びてる木々。街中よりも涼しい空気。読んでると、おにぎりと緑茶を片手にどこか近くの山を探し出してぼーっとしたくなるような、外へといざなうスイッチ小説。都会で暮らすことのストレスと便利さっていうのも同時に実感する。
 
 
神去なあなあ夜話 (徳間文庫)
三浦しをん
徳間書店 (2016-06-03)
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