BOOK&

小説、エッセイ、たまに哲学。マイペースに読み進めてます。

2019-04-06から1日間の記事一覧

綿矢りさ「大地のゲーム」

なんとなく表紙に惹かれ、借りてきたのだった。 震災後の違う未来を示した小説だった。大学で寝泊まりする学生たちというありそうでない世界。 みんなをまとめる学生運動的なリーダーが表れ、屋上からバンジージャンプしたりリンチが行われるなどアナーキー…

玄侑宗久「禅語遊心」

山中に暦日なし 少し前の時間から切り離され、また少し後のことを考える気持ちから解放された時間。それが暦日なき山中の時間だ。禅ではそのことを「前後際断」と云う。「今、ここ」があらゆる歴史や因果から解き放たれているのだ。 不風流処也風流 「風流だ…

「美味しい革命」

美味しい革命―アリス・ウォータースと〈シェ・パニース〉の人びと 作者: トーマスマクナミー,萩原治子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/06/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る <シェ・パニース>で働くには"空気が読めなければ…

森博嗣「封印再度」

めちゃくちゃ面白かった!! S&Mシリーズで「すべてがFになる」を読んだときは、正直そんなに面白いと思わずそのまま手つかずになっていたシリーズ。 最近時間を持て余していて、「冷たい密室と博士たち」を読んだところ、ハマってしまい、このシリーズを何…

「減らす技術 The Power of LESS」

10年ほど前に出た本ですが、今読んでも新しいなぁと思いました。 ビジネス書って時代に合わせてどんどん新刊が出るから、古い本をあえて読む機会 って「7つの習慣」のような殿堂入り本を除いてあまりないですよね。 この本は、シンプルに本質的なことに触れ…