BOOK&

小説、エッセイ、たまに哲学。マイペースに読み進めてます。

2016-07-20から1日間の記事一覧

夏目漱石「草枕」

智に働けば角が立つ。 情に棹させば 流される。 いやはや。 そんな人の世がいやなのか温泉場にやってきた青年画家。 特に何も起こらないのだけど、夜中の風の音、春のヒバリの空駆ける動き、 温泉に頭までつかって湯気に包み込まれる白い視界、田舎町での世…

酒井順子「気づくのが遅すぎて、」

週間現代に連載してたコラムの書籍化。 ということでめっちゃ文章読みやすくて、時事ネタ多し。 中でも、EXILEの昭和型経営説が最もヒットした。 HIROさんを町工場の叩き上げ社長とみて、コツコツ努力を積み上げてきた方とし、懐刀として立ち上げ初期にとも…

レイ・カーツワイル「シンギュラリティは近い」

シンギュラリティは日本語だと「技術的特異点」っていうらしい。 AIをさらに飛び越えた地点。 テクノロジーが急速に変化し、その影響で人間の生活が後戻りできないほどに変わってしまう未来。2045年ごろ。これまで100年かかっていた進歩が25年に短縮されると…

谷川俊太郎「こころ」

こころ1 ココロ こころ 心 kokoro ほら 文字の形の違いだけでも あなたのこころは 微妙にゆれる ・・・・・・ 詩のすぱーんとした潔さが好き。 何か言葉をかけてほしいとき、 自ら詩集を手に取るような気がする。 谷川俊太郎さんのお年を召しても 丸くならな…

エリック・ワイナー「世界しあわせ紀行」

ヨーロッパの人たちは、けっこうクールな満足感で、 アジアは運命受け入れる系の懐の広さでゆったりした心持ち。 タイー幸せとは何も考えないこと タイ人は起きたことをそのまま受け入れる。(中略)現世でうまくいかなくても、次の機会が必ずある。次もだめ…